境界の食卓

境界の食卓

12話「昔から」

虹蛇とカイギデルが昔から互いを知っているらしいと気づいた真壁円。二人が庭で顔を合わせても、交わされたのはほんのわずかな言葉だけだった。分からないまま見届ける『境界の食卓』第12話。
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11話「値上がりした橘」

海沿いの町で真壁円が見つけたのは、二枚入り160円の「橘葉」。かつて痛みを伴ったという古い風習は、今ではコンビニで買えるものに変わっていた。残りながら少しずつ変わっていく暮らしを描く『境界の食卓』第11話。
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10話「海だよ」

資料を返却するため、海沿いの町へ車を走らせる真壁円。「海だよ」「船」「夕焼け」と、見えているものをカイギデルへ伝えていく。なぜわざわざ言葉にするのか。その理由を知らないまま、二人で同じ景色を見る『境界の食卓』第10話。
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9話「膝裏」

古い温泉街を訪れた真壁円は、観光客の膝裏を何度も叩く奇妙なものに気づく。名前も由来も知らないまま、土地の人々には歩き方だけが残っていた。暮らしの中に受け継がれる小さな民俗を描く『境界の食卓』第9話。
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8話「デパ地下」

夕方のデパ地下で夕飯と鳥の餌を買う真壁円。食べ物があふれる売場で、誰も気に留めない奇妙な館内放送が聞こえてくる。カイギデルがその声を「飢え」と呼ぶ『境界の食卓』第8話。
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7話「茶舗 円相」

祭日に茶舗「円相」を手伝う真壁円。限定抹茶パフェを楽しむ若者、山から訪れる客、そして誰にも気づかれず境界を見守る古い茶舗。人と怪異が同じ作法で交わる、静かな一日の物語。
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6話「河童の皿」

河童の皿を生涯研究し続けた父の遺品が、郷土資料館へ持ち込まれる。荒唐無稽な研究の奥に残されていたのは、一人の人生と親子の記憶。「考え続けた時間」に価値を見出す静かなヒューマンドラマ。
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5話「梅干し」

『境界の食卓』第7話「梅干し」。出遅れた梅仕事を始める真壁円。最後の二粒の梅干しを虹蛇と分け合い、鏡の向こうではカイギデルと静かな会話を交わす。季節の移ろいと暮らしを丁寧に描く、夏の始まりの一編。
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4話「駄菓子屋」

朝市の裏で見つけた、小さな駄菓子屋。真壁円とカイギデルは、町に残る静かな境界を歩き、ブリキの小鳥を持ち帰る。昼の小さな出会いが、夜の食卓へとつながる『境界の食卓』第6話。
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3話「資料館」

真壁円が働く虹蛇郷土資料室には、不思議な品々とともに人々の人生が持ち込まれる。ツチノコだと信じ続けた蛇の抜け殻を通して、「物ではなく物語を預かる」という資料館の哲学を描く『境界の食卓』第5話。
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