「創造の時代は終わっていない」と、
古い大地の民は語った。
はじまりの祖先たちは、
山や川を作り、
動植物を生み、
人々に掟と儀式を教え、
歌と踊りと言葉を与えたという。
だがその創造は、
遠い神話として終わったのではない。
山はいまも隆起し続け、
川はいまも記憶を運び、
言葉は今日も誰かを傷つけ、救い、
歌は名もない孤独を震わせている。
世界は完成していない。
私たちは、
出来上がった世界を生きているのではなく、
いまなお生成し続ける夢の内部を歩いている。
もしそうなら、
人生もまた、
固定された運命ではないのかもしれない。
幼い日の沈黙。
忘れられない風景。
理由もなく惹かれる土地。
繰り返し見る夢。
それらは偶然ではなく、
まだ言葉になっていない
内なる神話の断片なのだろう。
そして時折、
人は説明できない懐かしさに出会う。
初めて来た場所なのに、
「ここを知っていた」と感じる瞬間。
そのとき魂は、
自分のソングラインを
思い出しかけている。
だから希望とは、
未来を信じることだけではない。
世界が、いまも創造の途中にあると知ること。
そして自分自身もまた、
まだ完成していない存在なのだと、
静かに受け入れること。
あなたにもきっと、
まだ誰にも語られていない
ドリームタイムがある。
