月と冥王星のアスペクト ― 混乱の正体と、上手な付き合い方

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月は、私たちの「身体」と「気持ち」をつなぐ、とても重要な天体です。

思考よりも先に反応する感覚。
理由は分からないけれど湧き上がる感情。
安心・不安・疲労・落ち着き。

それらはすべて、月を通して私たちの内側で起こっています。

だからこそ、月に強い負荷がかかるアスペクトを持つ人は、
「生きづらさ」や「説明しにくい混乱」を感じやすいのです。

月と冥王星のスクエア・コンジャンクション

月と冥王星がスクエア、あるいはコンジャンクションの場合、
感情の揺れはとても深く、強烈になります。

冥王星は「極端さ」「徹底性」「破壊と再生」を司る星です。

その冥王星が月に強く触れると、感情が振り切れ易い傾向や、
特定の些細なことが心の奥まで刺さったり、何が原因か分からない
不安に包まれがちになります。

疲労が限界まで蓄積しやすいといった傾向が出易い場合もあります。

身体と心をつなぐ月に、
冥王星が圧力をかけ続けるような状態だからです。

月と冥王星のオポジション

オポジションの場合は、少し様子が異なります。

月が冥王星の世界の中で生きようとするため、
客観的には「混乱している」ように見えることがあります。

けれども、それは、本人にとってはそれが当たり前になっている状態です。

自分の感情のまとまりにくさや、エネルギーの極端さを、あまり自覚
していない場合もあります。

外から見ると激しく揺れているようでも、内側、内的世界では「これが普通」
という感覚なのです。

冥王星が月をターゲットにするということ

冥王星が月に強く関わるということは、
月に途方もない負担をかけている状態です。

つまり「感情処理装置」が常にフル稼働しているようなものです。

問題は、疲労が噴き出したときです。
限界を超えてしまうと、冷静さが保てなくなることが多く、感情の
コントロールが効かなさから、身体と気持ちがちぐはぐになる
といった状態に陥り易くなります。

こうなると、月と冥王星の「深い洞察力」「圧倒的な集中力」
といった良い面を出すことは難しくなります。

混乱の正体は「身体との断絶」

月は身体と感情を結ぶ回路です。

疲労によってこの回路が乱れると、
自分という道具とうまく繋がれなくなります。

その結果として生まれる混乱は、
意志の力では回避しにくいものです。

だからこそ、疲れたら、諦めましょう。
粘っても、あまり良いことはありません。
否、ほとんど良いことは、ありません。
得るものよりも失う要素が多くなります。

休むことは、敗北ではない

他人から見ると「さぼっている」ように見えるかもしれません。
けれども、月と冥王星のコンジャンクションを持っている人に
とって休息は、戦略です。

しっかり休み、エネルギーを回復させてから動くことで、
月と冥王星のコンジャンクションが持つ、特定のパターンでの
圧倒的な集中力や、その本質を見抜く力、再生力を味方につける
ことができます。

無理に動いて消耗するより、整えてから動く方が、はるかに効率的なのです。

まとめ

月と冥王星のアスペクトを持つ人は、「極端」でも「弱い」わけでもなく、
エネルギーの扱いが繊細で、深くなるだけです。

疲れを感じたら、潔く止まることをお勧めします。
それが、このアスペクトを活かす最大のコツです。

冥王星は、月の敵ではありません。
味方につける段取りやタイミングが重要なのです。

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